こんにちは!NABEです!
「なぜ私たちの思春期の肌にニキビができるのでしょうか?」この疑問を持ったことはありませんか?若い肌は生命力に満ち溢れている一方で、さまざまな変化と課題に直面しています。
中高生の頃はニキビに悩んでました
なんで思春期にはニキビができやすいんですか?
ズバリ!
思春期ニキビの原因は、「ホルモンのバランスに変化&皮脂の分泌が増加」
思春期ニキビは多くの青少年にとって避けられない現象であり、その影響は単なる肌の問題を超えて心理的な側面にも及びます。
日本の中学校でのアンケート調査によると、ニキビによるコンプレックスを持つ生徒は7割を超え、多くの生徒が「ニキビが原因で自撮りや写真を避ける」、「友達との約束をキャンセルすることがある」と回答しています。
この記事では、思春期のニキビの原因を探り、それに対する最適なソリューションを提案します。
正しい知識とケアで、ニキビの悩みを根本から解決し、自信に満ちた明るい肌を手に入れるメリットを実感してください。
思春期ニキビの原因
ここでは、なぜ思春期ニキビの原因「ホルモンの変化&皮脂の分泌が増加」についてもう少し解説したいと思います
ニキビができる原因
ニキビは、皮脂腺が過剰に皮脂を分泌し、毛穴が詰まることで起こります。
毛穴が詰まると、皮膚内の細菌が増殖し、炎症を起こしてニキビができます。
ニキビの原因には、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、食生活、睡眠不足などがあります 。また、遺伝的な要素も関係しているとされています。
ホルモンの変化とニキビの関係
思春期のニキビの主要な原因の一つはホルモンの変化によるものです。
思春期に入ると『男・女性ホルモン』の分泌が活性化し、これらが皮脂分泌を促進するためです。
男性ホルモンは皮脂の分泌を促進する働きがあり、皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まり、ニキビができてしまうことがあります。
一方、女性ホルモンのエストロゲンは肌のバリア機能を強化し、角質を柔らかく保ち、肌の保水力を高める作用があります。エストロゲンが減少すると肌が乾燥し、角質が固くなってしまい、肌が不調になると言われています。
男性ホルモンとエストロゲンのバランスが良いと、肌本来のバリア機能が十分に働くうえ、皮脂分泌量もベストの状態を維持できるというわけです。
ホルモンバランスによる原因
男性ホルモン ⇒ 皮脂分泌
女性ホルモン(エストロゲン) ⇒ 肌のバリア強化、肌の保水力UPで柔らかい肌に
バランスが崩れると、ニキビや肌荒れの原因となる
食生活やストレスとの関連性
ニキビは、食生活やストレスによっても引き起こされることがあります。
食生活においては、脂っこい食事やインスタント食品、甘いスナック菓子の食べ過ぎは特に注意が必要です。
脂肪分や糖分は皮脂の栄養となりやすく、過剰にとると皮脂の分泌も増加し、皮脂が毛穴に溜まり、ニキビに繋がります。
ストレスを受けると、自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れ、ニキビを悪化させる原因となります。また、疲労や睡眠不足、偏った食生活など、ストレスによりホルモンバランスが乱れることで、皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすくなります。
食生活やストレスによる原因
甘いスナック菓子や脂っこい食事 ⇒ 脂肪分や糖分が多く、皮脂分泌を促す
ストレス ⇒ 自律神経の乱れ、睡眠不足によるホルモンバランスの乱れによる皮膚免疫力の低下
思春期の食欲って怖い、、、
人間関係のストレスや夜更かしも影響してるよ!
ニキビの種類と特徴
ニキビにはその特徴と症状によって、対処の方法や予防方法が変わってきます。
ここでは、ニキビの種類と症状を説明したいと思います。
閉鎖性コメド (Whiteheads)
- 特徴
ニキビの初期段階で、毛穴の開口部が閉じているため、白く小さな突起として皮膚上に現れます。 - 原因
皮脂や角質が毛穴内で詰まり、酸素と接触せず白く見える。
開放性コメド (Blackheads)
- 特徴
これもニキビの初期段階。毛穴の開口部が開いており、酸化することで黒く変色します。 - 原因
皮脂や角質が毛穴に詰まり、空気に触れることで酸化し黒く見える。
パプル (Papules)
- 特徴
赤くて固い小さな隆起が皮膚上に出る。触ると痛みを伴うことが多い。 - 原因
毛穴内の細菌の繁殖により炎症が起こる。
ポストゥル (Pustules)
- 特徴
パプルの中心に黄色または白色の膿が見られるニキビ。 - 原因
炎症がさらに進行し、膿が生成される。
ノード (Nodules)
- 特徴
皮膚の深部に位置し、大きく硬いしこりのような感じのニキビ。痛みを伴うことが一般的。 - 原因
深部での強い炎症反応。
思春期と大人のニキビの違い
- 思春期ニキビ
思春期のホルモンバランスの変化により皮脂の分泌が活発化し、顔を中心に発生することが多い。 - 大人のニキビ
ストレス、生活習慣、ホルモンバランスの変化などが原因となり、顔だけでなく体の他の部位にも現れることがある。また、治りにくく、跡が残りやすい傾向がある。
思春期ニキビの予防
適切なスキンケアの選び方
- 肌タイプの理解
乾燥肌、脂性肌、普通肌、混合肌、敏感肌など、自分の肌タイプを正しく理解することが重要です。それに合わせて、適切なスキンケア製品を選ぶことが基本です。 - 洗顔
適切な洗顔料を使い、1日2回(朝と夜)の洗顔を実践。しかし、過度な洗顔は逆に肌を刺激してしまうので注意が必要です。 - 保湿
皮膚の水分を保ち、乾燥を防ぐことで、ニキビの発生リスクを低減させることができます。乳液やクリーム、化粧水などの保湿製品を選ぶ際も肌タイプに合ったものを選びましょう。
生活習慣の見直し
- 食事
バランスの良い食事を心がけ、特にビタミンやミネラルを多く含む食品を摂取することで、肌の健康を維持することができます。
過度な油分や砂糖の摂取は控えめに。 - 運動
定期的な運動は血行を良くし、新陳代謝を促進させます。これにより、皮脂の過剰分泌を抑制し、ニキビの発生を予防する効果があります。 - 睡眠
質の良い睡眠は、肌の再生や新陳代謝を助けるため、ニキビの予防に役立ちます。特に、深夜2時~4時は肌の再生が活発に行われると言われていますので、この時間帯に睡眠をとることが理想的です。
メイクやスキンケア商品の選び方
- 成分チェック
製品の成分を確認し、ニキビの原因となる可能性のある成分(例: アルコール、鉱物油など)が含まれていないかを確認します。 - ノンコメドジェニック製品の選択
ニキビの原因となる毛穴の詰まり(コメド)を引き起こさない製品を選ぶことで、ニキビのリスクを低減させることができます。 - 定期的なクレンジング
メイク後は、しっかりとクレンジングを行い、毛穴にメイクの残りや皮脂、汚れが詰まるのを防ぎます。
それぞれに肌タイプに合った製品を選ぶといいね!
過去の投稿で肌質と化粧水についての投稿があるので合わせてご覧ください!
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肌質別!化粧水の正しい選び方と使用方法
化粧水は、肌の保湿や保護、そして毎日のルーティーンの一部として使用されるスキンケア製品です。
基本的には、肌の表面を整え、ほかのスキンケアアイテムがよりうまく働くように肌を準備します。
化粧水にはさまざまな種類があり、皮膚の特定のニーズに応じた製品を選ぶことができます
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ニキビ跡・炎症後の色素沈着のケア
ニキビ跡の種類と特徴
ニキビ跡にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴と原因が存在します。
- 赤みを伴う跡 (赤いニキビ跡)
炎症が治まった後、皮膚の細胞が活性化して残る赤み。 - 色素沈着
炎症の結果として、メラニン色素が皮膚に残存し、茶色く変色する。 - 凹凸跡
ニキビの炎症によって皮膚組織が損傷し、凹んだ跡や盛り上がった跡が残る。
ニキビ跡を改善するスキンケア方法
思春期ニキビの跡は、大人になってからも悩まされる問題です。
正しいスキンケアにニキビ跡を改善しましょう!
- 保湿
乾燥はニキビ跡の改善を遅らせる要因。保湿クリームやローションでしっかりと保湿する。 - ビタミンC導入
メラニンの生成を抑え、既存の色素沈着を明るくする効果がある。 - 日焼け止め
UVはメラニンを活性化させるので、色素沈着を悪化させる可能性がある。日焼け止めを毎日塗布する。 - ピーリング
古い角質を取り除くことで、新しい皮膚の生成を促進。ただし、強い刺激は避ける。
それでも気になるなら専門家へ
自分でのケア、予防していても思春期はどうしてもニキビはできてしまうもの...
皮膚の症状は皮膚科に、専門家の意見を聞くこともとても大切です。
まとめ
思春期ニキビは一時的なものであることが多いですが、そのケアを怠ると、ニキビ跡や色素沈着などの長期的な問題を引き起こす可能性があります。一度ニキビが治ったからといってケアを止めるのではなく、持続的なケアを心掛けることで、健康的な肌を保ち続けることができます。
最終的に、皮膚の健康は日常の小さな習慣の積み重ねから生まれるものです。
日々のケアを大切にし、必要に応じて専門家の助けを求めることで、美しい肌を手に入れることができるでしょう。